引きこもり達よ地方を救え!そんな妄想をする。
分類: 限界集落 on 2008/5/5
今、引きこもりの人口は80万人とも100万人とも言われています。この人たちが、それぞれ好きな地方に分散して地域の労働力として働いてくれると、地方の過疎化や限界集落化の相当部分が解消される気がするのだが、いかがなものだろうか?
てなことを言っている私自身、実は世間様から見ればほとんど引きこもりのおやじに過ぎないのだ。むろん好き好んで「引きこもっている」訳ではない。 2~3年前に半年以上の間、結構な数の会社に就職活動をしたのだが、パソコン関連業でいい年のおやじは基本的に無用。努力の割には何も報われなかった。その後、パソコンとはあまりかかわりの無い仕事も探してはみるが、その給与たるや月給が12万円や15万円などと言うのがほとんどで、どうやって生きていけばいいのと言う有様だ。 今は実家の不動産業の手伝いをしてなにがしかの収入を得ているが、月給12万円で1日拘束される仕事について年収はいくらなの・・・と考えると、今のお手伝いレベルよりも労働対価ははるかに安く、とてもまともに就職口を探す気になれなくなった。労働意欲は満々とあるのだが、残念ながら就職意欲は全く失せてしまった。
だから、現在の私は気持ちはともかく、見た目はほとんど引きこもりと同じような状態だ。
精神的な障害や何らかの疾患で引きこもってしまった方はもいるだろうが、多くの人はちょっとしたきっかけで、あるいは成り行きで引きこもってしまい、脱出の機会を失ってしまった人も多いはずなのだ。そんな人たちに過疎化の進む地方へ移住してもらって、暮らしてもらうわけには行かないだろうか?過疎化対策になり、限界集落の解消に役立ち、地域に新しい風が吹き込むことになるかもしれない。 引きこもっている人たちは決して能力の低さから引きこもってしまったはずはない。多くは対人関係の問題が多いと言われている。対人関係がうまくいかない人は田畑でひとりこつこつとやるタイプの労働が向いているかもしれない。あるいは農産物で何か新しい商品開発が向いているかもしれない。パソコンが得意ならインターネットを活用して地場産品を全国に販売するネットショップを構築して運用するのもいいかもしれない。何かそんなチャンス作りができれば、結構日本の農村に光が差し込みそうな気もするのだが、、、。
ところで、彼らの住まいはどうするのか?
私自身が借家探しで汲々としているくらいだから、住まい探しは大変だ。 しかし、行政や地域が一緒になって、地域の空家情報を作り、持ち主達と交渉して、いつでも貸せる体制を作りさえすれば、実は空いている家は結構多いものなのだ。ただ貸さないだけ。貸してくれさえすれば、相当数の受け入れはどんな田舎でも可能なはずだ。まして、年寄りがどんどん死んで空き家が年々増えているのが事実なのだから、、、。
さて、働き先はどうしようか?
先ず、農村なんだから農業が一番だ。しかし、一次産業としての農業には限界もあり、やはり生産性は低い。そこで、地元で取れた作物を利用した加工食品の開発がいいかもしれない。 例えば、今は少し下火になってきているようだが、中国の餃子事件。中国が不安なら国内で作ればいいし、農村には餃子の素材なんて売るほどあるはずだ。生協などと協力して、地元産の加工食品を開発すれば、まだまだ可能性はあるし、就業の場を作り出せる可能性がある。
例えば、若いおねえちゃんのやりたい仕事はなんだろうか? いっそのこと、若い女性に人気の職場を作っちゃうというのはどうだろうか?
「パティシエ」のような仕事は田舎では作れないの?ファッションデザイナーのような仕事は田舎ではできないの?と考えると、それほど多くの就職口を作ることはできないかもしれないが、不可能だとも思えない。 例えば、地元の農産物などを活用してお菓子やアイスクリームなどを開発するのは不可能なことではない。田舎にひょっこり、おしゃれなお菓子工場があってもいいような気もするがいかがでしょうか?周辺に観光地はあるし、温泉地もある、ネットでも販売できる。やりようによっては新鮮な素材の手に入りやすい田舎だからこそ、おいしいお菓子が作れると思う。
さて、田舎の過疎化対策、限界集落からの脱出を目指して、引きこもりの方々の移住を促進する妄想から始まり、若いお姉ちゃん達の就職口まで用意しようと言う荒唐無稽なプランまで披露した、、、。日本の未来が、東大を始めとする一流大学を出てエリートコースを歩む官僚や国会議員の融通の聞かない脳みそではもはや救えないところまで来ているのだから、引きこもりのお兄ちゃんやお姉ちゃんが、「電車男」のようなネットワークでも作って、全国に散らばって地方の再生のために働くと言う構想は、案外私自身には受けているのだが、普通の脳みその皆さんはどう評価するだろうか?